農業用ビニルハウス、温室の環境状況を見てみよう
農業用ビニルハウス、温室の環境状況の見える化。
作物にとって好適な環境を整え、生産性、収量をあげるには、外の気象環境に対応して、施設の窓や暖房を調節する必要があります。
最近は、センサーが安価になり、気温、湿度、日射量、二酸化炭素、土壌水分、風など色々な環境状況をモニター、制御することが可能となってきました。
まずは温度と湿度を見てみませんか。
温度は最も重要な環境要因で、光合成を促進します。施設内の平均気温を調節する指標になります。
湿度からは飽差を算出でき、飽差は作物の蒸散に影響を与えます。適切な飽差管理は生産性の向上に繋がります。
ビニルハウスや温室に温度計を置いて、日々チェックはしているけれど、家にいながら、あるいは外出先で、気になった時に、ハウスや温室の環境をサッと確認できたら便利なのに、自動的に記録ができたら便利なのにと思ったことはありませんか。
最近、農業 × ITってよく耳にするけど、大規模な制御装置を導入するほどでもない、数万円の装置をいきなり購入するのもハードルが高い、沢山の機能は要らないからもっと気楽に気軽に始めたい、ひとまず体験してどんな使い道や効果があるか考えたい。
そんな場合は、簡単な電子工作で最初の一歩を踏み出すことができるようになってきました。農業用に拘らなければ安価な商品も結構出てきました。今回はそんな商品を紹介します。
こちらのブログのにおいセンサーを別のセンサーに変えれば、温度や湿度を見える化できます。 センサーの種類については秋月電子通商のページが参考になります。
http://akizukidenshi.com/catalog/c/csensor/akizukidenshi.com
電子工作の参考になる本はこちら。
・ICT農業の環境制御システム製作:自分でできる「ハウスの見える化」 環境制御技術についても知ることができます。
ICT農業の環境制御システム製作:自分でできる「ハウスの見える化」 | 中野 明正, 安 東赫, 栗原 弘樹 | ガーデニング | Kindleストア | Amazon
・IT農耕実験 Interface (インターフェース) 2018年 10 月号
Interface(インターフェース) 2018年 10 月号 | |本 | 通販 | Amazon
温度、湿度をスマホでモニターできる商品はこちら。
・Inkbird ワイヤレス 温度計 湿度計 スマートセンサー ミニ温湿度データロガー
・サンワサプライ 無線温湿度&照度計
Amazon.co.jp: サンワサプライ 無線温湿度&照度計 Bluetooth スマホで管理 最大10台設置可能 CHE-TPHU5 : 産業・研究開発用品
・NETATMO(ネタトモ) ウェザーステーション スマホ対応
・Flower Care (フラワーケア)草花の生育を助ける観測デバイス
まずは温度と湿度を見てみましょう。 きっと色々な発見があるはずです。 湿度コントロールは病気予防にも役立ちますよ。
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