最新版に近いMinecraftでComputerCraft?を動かす。< CC: Tweaked > (1.16.5) 導入~プログラミング 

 

背景

今回もHaLakeで行っている小中学生向けプログラミング教室で使う教材の下準備をブログにまとめていきます。

教室でMinecraftを使ったプログラムミングの勉強をしたいので、だいぶ昔から有名だったmodであるComputerCraftを最新版に近いバージョンで動かしたいと思います。

Minecraftでプログラミングを勉強できる環境があまり昔と変わっていなかったことと、教室で出来る範囲を考えるとComputerCraftが妥当だと考えましたが本家のComputerCraftは作成者であるDaniel Ratcliffe (dan200)さんが多忙のため最新版に近いバージョンでは対応がされていませんでした(2021/07/04現在、最高で1.9)。

しかし、そこで見つけたのがComputerCraftの派生版であるCC: TweakedというComputerCraftに追加されるであろう機能の追加やバグ修正を行っているmodです(2021/07/04現在、最高で1.16.5対応 Minectaft最新版は1.17)。

その導入方法が記載されたサイトは私が見た感じなかったので説明しようと思います。

と言っても従来のmod導入と同じ、Forgeを導入して...といった内容なのでCC: Tweakedをダウンロードしてしまえば、あとは知ってるよって人は結構いると思いますが、本ブログでは一度も書かれていないのでこれを機会に1から丁寧に説明していきます。

前提条件

  • Minecraft Java版を持っている方のみ
  • データなどの破損が起こる場合があるので自己責任
  • ある程度modの知識を持っている方(知識がない方でもできますが難しいこともあります。)


  • 注意:ダウンロードやサイトを開いた際にウィルスに感染したりなど、以降の操作では筆者は安全を保障できないため自己責任で行ってください。私の場合は問題なかったですが気づいていないだけかもしれません。

ダウンロード

まずはダウンロードからしたいと思います。ダウンロードするのはCC: TweakedとForgeの2種類です。

CC: Tweaked

最初にCC: Tweakedのダウンロード。

下にダウンロードサイトのURLを載せるのでそちらを開いてください。

https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/cc-tweaked

  • 注意:Chromeの場合だと画像のような警告が出てきます。Chromeが自動で怪しいファイルかもしれないと警告してくれているので自己責任で保存してください。

これでダウンロードできたと思うので、各環境で設定されているダウンロード先に存在するか確認しておきましょう。

Windowsではこんな感じですね。同じようなファイル名があれば今のところ大丈夫です。

Forge

次にForgeのダウンロード。

ForgeのバージョンはMinecraftのバージョンと併せる必要があります。

今回はCC: Tweakedの対応バージョンが1.16.5だったので同じバージョンの物をダウンロードします。

下にダウンロードサイトのURLを載せるのでそちらを開いてください。

files.minecraftforge.net

開けたら画像の通りに進めてください。

これでダウンロードできたと思うので前回と同様にダウンロード先を確認して、あればダウンロードは完了!

Minecraftを一度起動する

Forgeをインストールする際、一度インストールするバージョンと同じバージョンのMinecraftをプレイする必要があるので一度起動できるかもかねてやってみましょう。

いつも通りMinecraf Launcherから起動していきます。

起動出来たら画像に従って操作してください。

指定したバージョン(1.16.5)を起動してホーム画面からバージョンを確認できたらこれで一旦ゲームを終了しましょう。

一緒に一度Minecraf Launcherも終了しておきましょう。

これで一度起動するのは終わりです。

インストール

Forgeの項でダウンロードしたファイルを実行してForgeのインストールを行います。

インストールが開始されるので少し待つ。

このように出てきたら成功したので”OK”を押して完了!

次にMinecraf Launcherを起動してインストールされているか確認とForgeが入ったものを起動していきます。

ゲームディレクトリの選択は各自の環境で書き換える必要があります。お好きなところを指定しても構いませんが、説明ではダウンロードの項でダウンロードしたファイルがある場所と同じ場所に新しい1.16.5-forgeというフォルダを作ってそこを指定します。

今までの操作がしっかりできていれば起動が面がいつもと少し違ってきます。

確認出来たらこれで一旦インストールは終わりです。

起動したゲームは一旦終了しておきましょう。

CC: Tweakedの導入

起動できたらModsの中を確認すると

CC:Tweakedが入っていることがわかります。

これで導入が完了しました。

適当なワールドを作ってクリエイティブモードでアイテムを確認するとちゃんとComputerCraftのアイテムが入っています。

アイテム欄の名目がCC:TweakedではなくComputerCraftになっているようですね。

CC:Tweakedの作者曰くComputerCraftとは別物ではなく追加されるであろうモノを追加した早期アクセス版的な意味合いで作っているそうです。

これで導入は終了です。

おまけ

おまけとして簡単で初歩的なプログラムをいくつか載せていきます。

タートルに以下のコマンドを入力することで自動的にダウンロードもできます。

pastebin get dH2H4PUj tofu

豆腐

turtle.up()
 
height=3
one_side=6
 
for i=1, height do
    for j=1, 4 do
        for k=1, one_side-1 do
            turtle.forward()
            turtle.placeDown()
        end
        
        turtle.turnRight()
    end
    turtle.up()
end

ダウンロードしたときにtofuと名前を付けたので

tofu

で実行

実行結果 

プログラムの変数heightで高さ、one_sideで一辺の長さを設定しています。

この変数の値を変えると自動的にその大きさの高さを長さの豆腐型建造物を建ててくれます。

ちなみにダウンロードしたままのプログラムでは高さ3、長さ6ですが、載せている実行結果の画像では高さ3、長さ5でつくられています。

レッドストーン入力

while true do
    if redstone.getInput("back") or redstone.getInput("left") or redstone.getInput("right") or redstone.getInput("front")then
        print("true")
        turtle.turnRight()
    else
        print("false")
    end
    os.sleep(1)
end

ダウンロード

pastebin get 8Gz8GAhU signal_in

実行

signal_in

レッドストーンの回路をタートルに向けて入力すると勝手に回転してくれます。if文で全方位から入力を待ち受ける形にしているのでどれか一方や好きな方向だけ入力を待つことが出来たりそのあとの挙動をかえることができます。

コンソールには入力されているか否かが表示されます。

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